Thursday, August 24, 2006
外貨FXの利子

外貨FXは持っている間、利子が発生します。金利は持っている間中、毎日ついてきます。
日本円の金利はかぎりなくゼロ(0.1%)に近いのはご存知の通りです。
しかし外貨FXではこれが逆にプラスに転じます。
なぜかというと日本の通貨と比べて海外の通貨は金利が高いのです。


外貨FXでは、この金利のことをスワップポイントといいます。スワップとは2つの通貨の金利差をいいます。
例えば、仮に10万円を証拠金として、10倍のレバレッジをかけ、1ドル=100円の時に1万ドルで取引を始めます。
円を売ってドルを買った場合。ドルの金利が年5%、日本円の金利が年0.1%ぐらいでしょうか。スワップは、この2つの通貨の差ですので、5%-0.1%ですから、ほとんど5%です。1年間保有した後に、すべて売却したとします。
購入したときと同じ1ドル=100円であった場合、5万円が手元に利子として入ってきます。10万円の投資にたいして半分の5万円が入ります。


これだと1年間で5%の円高(95円)になっても為替差損-スワップ金利で差し引きゼロでイーブンになります。
このように、現在、日本は超低金利(但し、ゼロ金利解除しましたので、今後、しだいに上がっていくでしょうが)なため、高金利の通貨とスワップすることで、利子で儲けられることができるのです。



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